サザンコンフォート

                      グラス片手の四方山話

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たまには心理オタらしいことを書いてみる。

このところ、調べ物ばかりで忙しくて、今週末は連休だった事も知らなかった始末(猛省)
すっかり出遅れた感は有るのだが、昨年九月、北海道滝川市江部乙小学校で自殺を決行し、今年1月に亡くなった女児の事を書く。
資料としてはこちらが一番的確と思う。
http://sok-sok.seesaa.net/

実に筆が重い。

「それはキーボードとマウスでしょ」という、軽めのツッコミでも有ればまだ楽なのだろうけど、こうして書こうと思ったのは若くして、いや、幼いがゆえに散した命に対するレクイエムと、その意味する所を追求したいからである。

タイトルは「子供の自殺」としたのだが、実は私も当事者である。
かれこれ30年も前になるであろう。
同級の女子が自ら命を断った。
小学生の頃には、2年間共に学んだとても快活な子であった。
中学校へ進学してからはクラスも違い、殆ど言葉を交わす事も無かったが、2年半の月日を経過後、高層アパートから命を散した。
何故その様になったのか、原因は何だったのか、正確な所は一切伝わって来なかった。
大人たち、教師たちが封印した為もあるが、噂では「虐め」であると聞いた。
原因は何かは知らぬが、過激なほどの「シカト」が続いていたらしい。

当時私が通っていた学校は、一学年で10クラスもあるマンモス校で(と、書くと歳もバレるが)、江部乙小のケースとは全く違うので引用は不適切であるかも知れない。
この小学校は一学年1クラスの小さな小学校。
日本全国少子化になっている今、珍しい事ではないのだろうけど、これではクラスのメンバーが入れ替わる事は無く、徒党を組んでいた奴等の合法的解散も、組織からの解放も無い事になる。
逃れようが無いのである。

人というもの、成長過程に於いては不可欠な、アイデンティティーを形成していく。
「自己同一性」と和訳される(というか、元々日本人には家督制度があって、自ずから役割分担が決まっていたからこそ、意識する事が不要であった)が、これは9歳頃から10年内外で形成される。
ごく初期段階では、他人(級友)との違いを探し自己を主張する余り、蔑んだりという事もある。
またこの頃は「良心」が育ち始める時期であり、善悪に対して非道な程に結論付けてしまう。
虐めの発端は、自殺した女児が9歳の頃に、女児の友達が好意を寄せている男児の事を喋ってしまった事が発端らしい。

データとのたまたまの合致とは、心理オタとしては思えない。

だが、どうして、親も教師も、大人たちは気付いてやれなかったのか。
そこで質問。
皆さんが子供の頃、大人になろうとしていませんでしたか。
親や教師に心配を掛けてはいけないと感じてはいませんでしたか。

だから、女児は助けを求められず、命を散したのです。

話を30年前に戻す。
小学校の卒業式の事、最後に校長が壇上で「皆さん、命を大切にして下さい。命を大切に」と、涙を流しながら叫んでいた。
一体何の事かと会場はざわめいた。
私もきょとんとしていたのだが、今思えば上の事件を予言するかの発言である。
意味も判らずにいた当時の私には、命の重みや、死の意味など、全く理解出来ていなかったのだろう。

この歳になってようやく人の命の重さが、本当に判ってきたのかもしれない。
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